ひとり&ヒトリ (gataroのブログ)

ひとりごと?? ムカシ話??

2022年5月のブログ記事

  • K島 ひとり ―― 春が来たよ~

    ❤❤ み~んな みんな春の気配に這い出した穴が あちこちに。 カエル、カメ、ヘビ、デンデンムシ、ザリガニ、マルムシ、毛虫… ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/      ★ブログ『ボケてみる』https://iesimag... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 春が来たよ~

    ❤ スミレの花を押しのけるように小さな穴。 シロツメグサに隠された小さな穴。 ――明日へ続く。 ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ ★ブログ『のびのび』https... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 春が来たよ~

    ❤❤❤❤ ほんのり赤いオドリコソウの側の穴。 何の草か? 双葉に囲まれたスキマの小さな穴。 ❤――月曜日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/      ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.n... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 春が来たよ~

    ❤❤❤ の~び の~び 春、真っ最中の音 K島の空を流れる白い雲の音 ゴンベエは難聴ゆえ イマイチ音は聞こえないけど… ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/      ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagat... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 春が来たよ~

    ❤❤ 緑が伸びる音が聞こえる… 土が盛り上がる音すら聞こえる… ゴンベエは難聴ゆえ イマイチ音は聞こえないけど… ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/      ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 春が来たよ~

    ❤ あったか~い雨が降って… さわやか~な浜風が 天神の森をつつんで… ゴンベエは動けないけど… ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/      ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.... 続きをみる

  • K島 ひとり ―― 鯛網の季節

    ❤❤❤❤ ポンポンポン…西の山に陽が沈む頃、やっと仕掛けアミ仕事を済ませた帰りに再び船を寄せて 「遅うなってしもたが…」と、おっ母 (かぁ) が作ってくれたのか ゴンベエの根元に『ぼた餅』を1つ置いて帰ったのは安全と豊漁の願いが込められている。 天神の裏の海には『赤いペンキ』の塗られたブイが波に揺... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 鯛網の季節

    ❤❤❤ 「あんま、沖へ出すと石船のスクリューにやられるけん気いつけや。」 「ロープは張り過ぎると切れるし、ゆる過ぎると他のにからんでしまうからな。」 「分かっとるわい。」「もう、何年やっとると思っとるんじゃ」と息子の大声。 その日の海はいつもより静かだが、船上の仕事は足腰に力を入れておかないと海へ... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 鯛網の季節

    ❤❤ 切り立ったようにK島全体を包む形の潮の流れに餌を求めて、産卵をするためか「鯛」がこの季節によって来る。 「あの『立石』からこっちの『畳岩』までがワシんとこで、あの辺りは砂場じゃけんイカリが係るのはその奥の岩場じゃ。」 「こっちの方はどっこも岩場じゃから大丈夫じゃ。」と海の底を知り尽くしたよう... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 鯛網の季節

    ❤ そんなつぶやきが聞こえたかどうかはわからないが「ほな、行くぞぉ」と石ころを蹴り出すように船を押し出し飛び乗る息子。 天神の浜を後にして「ヨシ丸」の船名が沖へ出る。 ロープを束ねて追込みの網を点検する息子を見ながら、舵を握るいつもの漁師の生業姿。 ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガ... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 鯛網の季節

    ❤❤❤❤ 笹はすでに切り落として、竹だけになっているのをヨシじいが船の上へ引き上げながら曇り空を見上げつつ… 「オダんとこは昨日仕掛けたとか言うとったわ」「波がちょっと荒れてて、重しのイカリが一本切れてもたとか言うとった。毎年やってても、思いも寄らんコトがあるもんじゃ…」「今日は大丈夫じゃろう」と... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― 鯛網の季節

    ❤❤❤ 桜の花が終わる頃になると、天神の竹を切り出して鯛網の準備をするのはヨシじいんとこの春の稼ぎ時である。 働き盛りの息子に段取りは任せて、漁師の面白さと厳しさを教え込む年齢になってきたのを心得ている。 1時間半ほど経ったか、肩にロープを掛けて竹を5~6本切り倒して引きずって浜辺に姿を現した。 ... 続きをみる

  • K島 ひとり ―― 鯛網の季節

    ❤❤ 黒い長靴と船装束に身を包んだ息子が船から飛び降りて船を固定させる。手には ナタ。 肩にはロープを掛けて 「俺一人でベッチョナイ (大丈夫) から」「オヤジはちょっと休んどれ」と言い残して竹やぶの中へ入っていく。 「おう頼むわ」と応えて船べりに腰かけ、タバコで一服のヨシじいはシワだらけの顔、年... 続きをみる

  • K島 ひとり ―― 鯛網の季節

    ❤ K島はお椀のような形で多少は海が荒れても波は入ってこない。 とはいえ、島の端っこに位置する天神の浜辺は握り拳ほどの石ころが波に押し上げられて…引きずり戻されて…洗われて 洗われて丸くなった石がゴロゴロ~ ガラゴロ~ と びっしり敷き詰められている。 ヨシじいの漁船のエンジン音が ポンポンポン…... 続きをみる

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  • K島 ひとり ―― K島の花見

    ❤❤❤ K島には【花イカダ】というような洒落た呼び名はありませんが…何代も続くここ天神の宮司さんと、彼から聞いた俺・ゴンベエくらいしか知らないでしょうねぇ。 私の声が読み取れる島の人にだけ教えたいような……秘密にしておきたいような… (笑い)。 ❤――月曜日へ続く。      ★ブログ『コトバサガ... 続きをみる

  • K島 ひとり ――  K島の花見

    ❤❤ そんな雰囲気なので島の人間たちはあまり気にするものはありませんが、奥山の小さな池には水面が見えなくなるほどびっしり花びらが浮かぶ小さな池があり、それはそれは自然の造りだした小さな小さな園の世界が生まれます。 「もし…天国というトコがあるなら…そんな雰囲気だろうな」と、宮司さんのつぶやき。 ―... 続きをみる

  • K島 ひとり ―― K島の花見

    ❤ 七輪であぶったスルメの匂いが立ち込めると一升瓶の出番で、差しつ差されつの宴会が始まります。乾杯とやらはありません (笑い)。 コップ酒の中に花びらがヒラリと舞い落ちて「お、桜か」と言いながら、花びらも一気に飲み干すという雰囲気です (笑い)。 ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシ... 続きをみる

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