ひとり&ヒトリ (gataroのブログ)

ひとりごと?? ムカシ話??

2022年3月のブログ記事

  • K島 ひとり ――お礼の挨拶

    ❤❤❤ 「しばらく行ってなんだ山の様子を見に行ったんじゃが、去年の台風で崩れてた崖を降りてきたらここに出てなぁ」 「無茶すんなや。腰を痛めるぞぉ」と心配顔のゴンベエに「イヤイヤ、お前んとこへ出る近道が出来たでなぁ」と笑顔。 そこへマサモンの頭を狙っていくつかのドングリがパラパラ。 ――明日へ続く。... 続きをみる

  • K島 ひとり ――お礼の挨拶

    ❤❤ 太陽と適度な雨のもたらす優しさが、梢や草をはやし立て山の色を塗り替えている。 そんな中を久しぶりに会話ができる人間の『マサモン』が姿を見せてくれた。それもゴンベエの裏山から、笹の葉を掻き分け掻き分けて… 「おぉ、ゴンベエのとこへ出たかぁ」と見上げる顔は元気そうな90歳近くのK島独特のシワ顔。... 続きをみる

    nice! 1
  • K島 ひとり ――お礼の挨拶

    ❤ ここK島にも春の息吹が感じられる頃になりました。 この物語は、今から振り返ること70年ほども前が舞台ゆえ、今でいう『花粉症』という名もなく、『黄砂』『PМ2.5』という呼び名もない綺麗な空気に包まれていました。 イヤ、すでにその気配はあったのかも知れないが、ひとまとめにして『春霞』と言われてい... 続きをみる

  • K島 ひとり ――叫び

    ❤❤❤❤ ――みんなスマンすまん。冬眠の邪魔するつもりはないんじゃが、ロシアがウクライナに侵略したと聞いたので…ついつい、叫んでしまったんじゃぁ。 ――ロシア・ウクライナ? 何それ? ――みんな知らないよなぁ。実は「かくかくしかじかという訳なんじゃ」                        ... 続きをみる

  • K島 ひとり ――叫び

    ❤❤❤ 『※凸ロシ√※凸凹□Ψω⇒〇ウク×▽4☆彡』 ――うるさ~い。やかましい~。 『※凸ロシ√※凸凹□Ψω⇒〇ウク×▽4☆彡』 ――やかましいなぁ~。寝てられないヨ~ ――ええっ? リスどんもそう聞こえるのぉ? ――もうちょっと寝てたいのにぃ…う~。 ――明日へ続く。      ★ブログ『コト... 続きをみる

  • K島 ひとり ――叫び

    ❤❤ ――何を言ってるのぉ? ゴンベエさん ――え? メダカどんも、オレの言葉は判ってたんじゃないの? ――風の音にしか聞こえないよ!   それも、風邪気味の機嫌の悪い声! ――そうそう、大雨の土砂降りの音! とヘビどんが重ねるように叫ぶ。 ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』h... 続きをみる

    nice! 1
  • K島 ひとり ――叫び

    ❤ 『※凸ロシ√※凸凹□Ψω⇒〇ウク×▽4☆彡』 『※凸ロシ√※凸凹□Ψω⇒〇ウク×▽4☆彡』 ――うるさ~い!! ゴンベエ~!! ――おお、冬眠から目覚めたかヘビどんか。 ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/      ★... 続きをみる

  • K島 ひとり ――春を探して②

    ❤❤❤❤  ♪  ふる ふく どんどん ふくどんどん ♪ ♪  フキフキドンドン フキドンドン ♪    あ、替え歌になってしもうとる (笑い)。 ホラ。あっちにも こっちにも フキノトウ・フキドンのお出ましじゃぁぁ。 ❤――月曜日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://pa... 続きをみる

  • K島 ひとり ――春を探して②

    ❤❤❤ 春先の天気は気まぐれで、雨が降ったり風が吹いたり曇ったり、はたまた雨が降ったり…で『ふる ふく どんどん』だったと思うんじゃがのぅ。自信をもって後世には伝えられないが、150歳余の脳みそはこんなもんじゃ (笑い)。 そんな雨のたんびに、土は軟らかくなって 春が来る。 池の側の【フキドン】も... 続きをみる

    nice! 1
  • K島 ひとり ――春を探して②

    ❤❤ 断片的に覚えてる。 ♪ ◎凸△※□ てんびんぼ肩に やんべの中 ふる ふく どんどん ふくどんどん ♪ うろ覚えで歌のあちこちが『◎凸△※□』のいい加減な唄である (笑い)。 辛い野良仕事での掛け声だったような気もするが??? くりかえしの『ふる ふく どんどん ふくどんどん』だけはリズムも... 続きをみる

    nice! 1
  • K島 ひとり ――春を探して②

    ❤ ♪ ふる ふく どんどん ふる どんどん ♪ 春の気配が近づく頃になるとゴンベエは思い出す唄がある。 誰から聞いたのか? どうしても思い出せないのだが… ♪ 天神・清水・奥の池 ◎凸△※□ オトゥにカァカン ◎凸△※□ ひしゃく手につき ふる ふく どん ♪ ――明日へ続く。      ★ブロ... 続きをみる

  • K島 ひとり ――春を探して

    ❤❤❤❤ そこへ一陣の風が吹き込む。 北風どんのイタズラか? 北風どんのお情けか? 「あっ、今ちょっと見えたのは フキドン」か?  ゴンベエ 微笑む 3月の始まり~。 ❤――月曜日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/      ★ブ... 続きをみる

  • K島 ひとり ――春を探して

    ❤❤❤ 北の淵に目をやるも…期待に背を向けた茶色く灰色が広がるだけの風景。 「やっぱり まだ」 恨めしそうな眼をして (?) 曇り空を見上げるゴンベエ。 申し訳なさそうな表情 (?) の太陽どんは片隅に小さくなってる。 ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ』https://para... 続きをみる

  • K島 ひとり ――春を探して

    ❤❤ 年齢のせいか聞こえはイマイチながら、目は良い…と思い続けてここ数年ほど。 「いつもなら南の淵の端っこに…」「今年はちょっと寒かったからなぁ…」とつぶやくも… 『いつもの場所』には今朝の冷たい雨のしずくが葉っぱの上でコロコロ。 だ~れも足を入れないここは数10年も積み重なって、どこに土があるの... 続きをみる

    nice! 1
  • K島 ひとり ――春を探して

    ❤ 北風どんと太陽どんが にらめっこ しながら決着点を探っている中…むき出しの木肌のゴンベエがつぶやく。 「もう、そろそろなんじゃがなぁ~」 根元の側の小さな池を見下ろしながら目を凝らしている。 枯草と落ち葉に包まれた池の淵は、まだ動きが無い。 ――明日へ続く。      ★ブログ『コトバサガシテ... 続きをみる

  • K島 ひとり ――時空ガラス再び

    ❤❤❤❤ 「また知らせに来るガァ~」と叫んで時空間とやらに溶け込むように消えていくのを見送りながら「ごくろうさま。ありがとう」「人間っていうのは愚かな生きモノなのかなぁ」「敵か味方か得か損かばっかりで、いつまでたっても進歩しないのかなぁ。」 「でも、いつか…」とつぶやきながら曇り空を見上げるゴンベ... 続きをみる

  • K島 ひとり ――時空ガラス再び

    ❤❤❤ 「さすが過去と未来を行き来してるだけあって、よく知ってるねぇ」 「まぁねぇ、カラスの姿はしてるケドその実体は…あっ、これは秘密ヒミツ。笑い」 「ところで、その時代でもウソやゴマカシはあるのか?」のゴンベエの問いかけに… 時空ガラスは顔を曇らせて、うなだれるように「残念だけど…増え続けてるよ... 続きをみる

  • K島 ひとり ――時空ガラス再び

    ❤❤ 「この時代から75年も先のコトなんだけど、ロシアという大きな国の軍隊が隣国のウクライナという小さな国に軍隊を侵攻させたんだ。 そのウクライナの東の端に東部のドネツク、ルガンスクという親ロシア派の国を作らせて『その地域の住民を守るため』とかなんとか口実をつけてるらしいヨ。 でも、国連の憲章では... 続きをみる

    nice! 1
  • K島 ひとり ――時空ガラス再び

    ❤ ★★昨日付の「K島ひとり」は、ちょっと凍結します。 久しぶりに『時空ガラス』が帰って来たものの、天神の森上空でガアガアとなくばかりでゴンベエの元には降りてきません。 「どうしたんや? こっちだよ~」とつぶやくゴンベエの肩に止まったのは30分も過ぎてからでした。 「イヤァ~久しぶりにきたら森の雰... 続きをみる

    nice! 1