K島 ひとり ―― おたがいさま
❤
ひとたび、その強風が吹き始めようものなら、小さな漁船などは白い波頭に姿が見えなくなるほどであり、冬の枯木にしがみつく一枚の葉っぱのごとく…。
風の向きによってヘタに横波でもくらえば船体は傾き、乗ってる人間も海に投げ出されかねず、島へ戻るには風に向かって荒れ狂う波頭に向かって正面から突っ込むのである。無謀なように見えるも、そうしなければ最悪の結果になるのだ。
――明日へ続く。
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