K島　ひとり　――　花火への願い

❤❤ 若者たちへの期待を込めて… とりわけ大きいのを ドォ～ン　パラパラパラ… ヒュ～～　ドド～ン　バラバラバラ… 天国まで届くほどの　大きいやつを ヒュ～～　ドドドドドォ～～～ン。 ――明日へ続く。 ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ ★ブログ... 続きをみる

K島　ひとり　――　花火への願い

❤ K島の人たちへのねぎらいと励ましを込めて ３年ごとに　打ち上げ花火。 ドォ～ン　パラパラパラ… ヒュ～～　ドド～ン　バラバラバラ… ――明日へ続く。 ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ ★ブログ『のびのび』https://ieshima.se... 続きをみる

K島　ひとり　――　花火への願い

❤❤❤ 77年前に港の中に墜落死した『兵士』の慰霊の碑の沖合いあたり… 戦争にかりだされた犠牲者たちを思い… ド～ン　パラパラパラ… ヒュ～～　ドド～ン　バラバラバラ… ❤――月曜日へ続く。 ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ ★ブログ『のびのび... 続きをみる

K島　ひとり　――　花火への願い

❤❤ きっかけは海の生業で財を築いたМさんの死を惜しんで… 子供や孫たちの提案で始めたのがきっかけらしい。 ド～ン　パチパチパチ… ドド～ン　パラパラパラ… ――明日へ続く。 ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ ★ブログ『のびのび』https:/... 続きをみる

K島　ひとり　――　花火への願い

❤ いつ頃からだったか？ ８月の新月の夜　港の中ほどで… ド～ン　パチパチパチ… ドド～ン　パラパラパラ… ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』https://ieshima.seesaa... 続きをみる

K島　ひとり　――　山火事

❤❤❤❤ 実は…　 晴れ渡った夏の天空に横たわる【天の川】でした。 ウソのような、笑い話のような…50年ほども前の実話でした (笑い) (笑い)。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』... 続きをみる

K島　ひとり　――　山火事

❤❤❤ K島の人間にとってはいつもの夜空なのだが。 いつも目の前、ならぬ頭の上に広がる夜空なのだが。 帰りの遅くなった漁師も見上げる夜空なのだが。 「ゴンベエ」にしても、いつもと同じ夜空なのだが。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.sees... 続きをみる

K島　ひとり　――　山火事

❤❤ 「あ～っ、山火事やぁ！」と大きな声。 それにつられて 「ホントや！」「大変や！」「◇凸※▽凹※！」 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』https://ieshima.seesaa.... 続きをみる

K島　ひとり　――　山火事

❤ 『飯盒』で炊き上げたメシはちょっと焦げたケド… カレーもちょっとチャプチャプだけど… 若さゆえの楽しい愉しい時間が過ぎている様子が 天神の中の「ゴンベエ」にも伝わってくる。 やがて、焚火を囲んでみんなで歌声を歌ってた時、 Ｈ君が夜空を見上げて… ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる... 続きをみる

K島　ひとり　――　山火事

『水』もリュックに詰め込んで持ってきている。も…タカが清水の浜の隅っこの井戸へ数人を連れて行って水汲み体験 (笑い)。 草に覆われた井戸の蓋を開けて、ガラガラガラ…深～く深～く『つるべ』を降ろす。やがてかすかに『チャポーン』と水の音あり。 周囲が海のせいか、ちょっと塩っぽい水ながらも贅沢は言えない... 続きをみる

K島　ひとり　――　山火事

❤❤❤ 海水で洗ったり汚れを落として平らな石の上で慣れぬ手つきながら切り分けている。 カマドの火付け材は海岸に打ち寄せられてる流木である。 ここ、小さなＫ島は山が低いせいか、雨水の溜まる池が少ないのを「タカ」があらかじめ説明していたのだろう。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』ht... 続きをみる

K島　ひとり　――　山火事

❤❤ 天神の浜辺に４つ５つのテントを構え、浜辺の石を積み上げて間に合わせのカマドをいくつか仕立てた。 仲間には都会育ちが多いのか？　その１つひとつに驚き、歓声を上げ… 大阪からそれぞれに手分けして持ち込んできたジャガイモ、人参、玉ねぎ、米… ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』htt... 続きをみる

K島　ひとり　――　山火事

❤ 20歳でこの島を離れた『タカ』が３年ほどしてから、職場の仲間たちと帰って来た。 とはいえ、故郷の話をする中で「そこへ行ってみたい」と話がまとまり、夏休みを利用して15人ほどで遊びに連れて来たらしい。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.s... 続きをみる

K島　ひとり　――　アッジャー

❤❤❤❤ 周りを海に囲まれてるがゆえの『プレゼント』である。 嬉しいうれしい『プレゼント』である。 ちなみに、島の人間はみ～んな　みんな　魚が好きな人たちである (笑い)。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　... 続きをみる

K島　ひとり　――　アッジャー

❤❤❤ 頭と尻尾を手にしてかぶりつく人の姿があちこちに見られる。 勿論、ノラであれ飼ってるのであれ犬や猫もおこぼれを頂く。 潮の流れのせいか？　大きな魚に追われて、港の中へ逃げ込んでくるのか？ ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa... 続きをみる

K島　ひとり　――　アッジャー

❤❤ やがて…陽が暮れて… あちこちの家の軒下には七輪に炭火の火が起きて、焼けた小アジに醤油を垂らした匂いが狭い路地を漂う。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』https://ieshi... 続きをみる

K島　ひとり　――　アッジャー

❤ 駆け付けた人のバケツはたちまち溢れるほどの臨時収穫となる。「手袋をして…」なんてやわなコトをしてたら逃げられる。相手かて必死なのである。 島の人間特有の関節の太い指でわしづかみである (笑い)。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.see... 続きをみる

K島　ひとり　――　アッジャー

❤❤❤❤ ５～６センチほどの銀色ウロコの小アジが、 小石の間に挟まってバタついてるのや、 砂浜に乗り上げて口をパクパクしてるのや、 なんとか海へ戻ろうとしてるのや… それはそれは　銀色の波が渦巻くがごとく光景である。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesim... 続きをみる

K島　ひとり　――　アッジャー

❤❤❤ 「アッジャー」「アッジャー」 (アジが来た～) と叫びながら、島民に知らせるように走り回る。 夕方などに現れたら、おじいおばあ、子ども、お母はん…バケツにアミやジュウノウ (小さなスコップ) を手に笑顔で家族総出で海辺へ走る。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https:... 続きをみる

K島　ひとり　――　アッジャー

❤❤ それは朝の早い時間や陽射しが弱まる夕方に集中している。 【ガンガンガ～ン！】【ガンガンガ～ン！】 見つけた人がバケツを片手に木切れで叩きながら浜辺へ走る走る。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブロ... 続きをみる

K島　ひとり　――　アッジャー

❤ K島この季節の海岸沿いに時おり『白い帯の波』が発生する。 不規則で単発ながらも、天神のウラから清水の浜…中の浜あたりまで白い波が舞い上がる。――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』http... 続きをみる

K島　ひとり　――　ゴンベエ反戦歌を歌う

❤❤❤ ♪　死んだ歴史の残したものは 輝く今日と　また来る明日 他には何も残っていない 他には何も残っていない ★谷川俊太郎さん、武満　徹さんに敬意を表して。 ゴンベエ反戦歌を歌う。涙をこらえて。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.se... 続きをみる

K島　ひとり　――　ゴンベエ反戦歌を歌う

❤❤ ♪　死んだかれらの残したものは 生きてるわたし　生きてるあなた 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』https://ieshima.s... 続きをみる

K島　ひとり　――　ゴンベエ反戦歌を歌う

❤ ♪　死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球 他には何も残せなかった 平和ひとつ残せなかった ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』https://ieshima.seesaa... 続きをみる

K島　ひとり　――　ゴンベエ反戦歌を歌う

❤❤❤❤ ♪　死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思いでひとつ残さなかった ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』https://ieshima.s... 続きをみる

K島　ひとり　――　ゴンベエ反戦歌を歌う

❤❤❤ ♪　死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども 他には何も残さなかった 着もの一枚残さなかった ――明日へ続く。 ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ ★ブログ『のびのび』https://ieshima.seesaa.net/ ★ブ... 続きをみる

K島　ひとり　――　ゴンベエ反戦歌を歌う

❤❤ ♪  谷川俊太郎・作詞／武満　徹・作曲 ♪  死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『のびのび』... 続きをみる

K島　ひとり　――　ゴンベエ反戦歌を歌う

❤ ゴンベエは『時空ガラス』に聞いた『ロシア軍のウクライナ侵攻』の話を 忘れられずにいた。 55年前にK島を離れた「タカ」という若者が オヤジの墓参りに帰って来た時に歌ってた【死んだ男の残したものは】という反戦歌を思い出しつつ、夜の海に向かって唄ってみた。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボ... 続きをみる

K島　ひとり　――　アジサイ

❤❤❤❤ ゴ～ロゴ～ロゴ～ロと遠ざかる乳母車の音を聞きながらゴンベエ…ちょっとしんみり。 それ以降　ヒデばあさんの姿は見かけなくなった。 その後『天からの貰い水』でアジサイは見事に咲いた。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa... 続きをみる

K島　ひとり　――　アジサイ

❤❤❤ ――「よっしゃよっしゃ、俺は水はやれんが、天神は雨がよぉ降るから大丈夫じゃろう」と声掛け。 やがて…疲れて眠ってしまったか？　小１時間ほど座り込んでいたが…口癖の「さぁ～て」と声を出して、やおら立ち上がりゴンベエに両手を合わせて「…◎△……□凸凹…」ゴンベエは難聴で聞き取れない (笑い)。... 続きをみる

K島　ひとり　――　アジサイ

❤❤ 「これも頼んでエエかのう。」と紫の色がうっすらと見えだしたアジサイの鉢植えを腰を曲げながら降ろす。 ゴンベエは手伝いたいが、手に似た枝はあるものの手助けは出来ない。 ――「おぉ、エエよ。隣へ並べとき」と声をかけると、 「これは芽が出たとこで、コンマイ (小さい) んじゃがこれもエエかのう？」... 続きをみる

K島　ひとり　――　アジサイ

❤ さらに２日ほどして、朝からの小雨が止んだ昼過ぎにゴロゴロゴ～ロ…。 たしか女の子がいてたハズ。その子を乗せてた乳母車はもう50年余も前の年代ものである。 むき出しの土と石ころの上をゴロゴロゴ～ロ…。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.s... 続きをみる

K島　ひとり　――　アジサイ

❤❤❤❤ 「ゴンベエよ、ちょっと頼みがあるんじゃがなぁ」 「うちの庭に植えとったアジサイ、そろそろ花が咲く頃なんじゃが、どうやら世話できんようなったんでお前んとこへ持ってった方がエエかなぁ思てなぁ。」 「横に置いといてエエかなぁ？」と植木鉢をひとつふらつく足で抱えるように降ろす。 ――「俺はかまへ... 続きをみる

K島　ひとり　――　アジサイ

❤❤❤ 「中の宮」あたりの海岸沿いに一人で住んでるハズだが、あのペースだとここまで１時間はゆうに掛かかっているハズである。 深く茂った新緑の天神の森は、その音とため息も吸いこんでヒデばあさんを包み込んでいる。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.... 続きをみる

K島　ひとり　――　アジサイ

❤❤ 天神の入口の鳥居をくぐったあたりでその音が止まり、かたわらに置いてある石に座って一息ついてるヒデばあさんの姿が見えた。側には杖代わりの乳母車。 少しうつむいて休憩の後「さぁ～て」と立ち上がり、ちょっと腰の曲がったままゴロゴロゴロと小さな石橋を渡ってこちらへ近づいてくる。 ――明日へ続く。 　... 続きをみる

K島　ひとり　――　アジサイ

❤ 土や小石がむき出しで、人がやっと２人半ほどすれ違えるほどの道の清水の浜あたりから ゴロゴロゴロ…と響く音。 ゆ～っくり、ゆ～っくり…時おり止まって…またゴロゴロゴ～ロと響く音。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　... 続きをみる

K島　ひとり　――　マサモの使者

❤❤❤❤ 真っ暗闇の夜に　ポッポッポ～ポッポッポ～ポッポッポ～ 　　ゴンベエの足元にもポッポッポ～ 　　腹の上にもポッポッポ～　目、鼻、口、顔にもポッポッポ～。 ゴンベエの笑顔が灯りの中にゆれていました。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.... 続きをみる

K島　ひとり　――　マサモの使者

❤❤❤ その一匹が水面から草の上に登りました。 やがて　ちぃさな　ちぃ～さな灯りをともして、暗闇の中をフワリと浮き上がりました。 同じように次の日は三匹がフワ～リ。 それから３日ほど経ったでしょうか？　 「ピィ～そろそろ～」「そろそろ～」「ピィ～そろそろ～」 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『... 続きをみる

K島　ひとり　――　マサモの使者

❤❤ それから一週間ほどもたったでしょうか？　梅雨本番の小雨の降る蒸し暑い夕方でした。 うっそうとした真っ暗闇の中に音とも声とも分からない「ピィ～そろそろ～」「そろそろ～」と聞こえたような…。あくまでもゴンベエは難聴気味ですが… (笑い)。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』h... 続きをみる

K島　ひとり　――　マサモの使者

❤ 黒っぽくて…小さな幼虫のような…ゴンベエは今まで見たコトのないムシです。 たくさん増えてもなぜか隣の池には移っていきません。 ひたすら小石や苔の周りをはい回っています。 ゴンベエは「あんたら、どこから来たの？」と声をかけるも返事はありません。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシ... 続きをみる

K島　ひとり　――　マサモの使者

❤❤❤❤ デンデンムシのような小さい小さい貝ですが、この年はせせらぎを埋め尽くすほどに繁殖して、重なるほどに這い回っています。 自然界とは逞しいモノで、この貝を餌にすべくこれまた小さなムシがやってきました。 モソモソモソ…どこからやって来たのでしょうか。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『... 続きをみる

K島　ひとり　――　マサモの使者

❤❤❤ 所々に岩がむき出しになっているこの山から雨水が流れ込み、細いながらも川となる。 その水は天神の森に流れ込み、やがてゴンベエの周りにも染み出てせせらぎになっている。 石に苔が生えて…どこからか小さな貝がやって来て棲みついて子孫を増やしています。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサ... 続きをみる

K島　ひとり　――　マサモの使者

❤❤ 隣にはタチバナ山という雑木林に覆われている高い山があります。 持ち主がK島を離れてからもう10年近くにもなるでしょうか。 手入れをする人が居なくなった山はまたたく間に荒れ放題になっています。 梅雨の頃になると、海からの湿った風がこの山にあたり、雲を呼んで雨を降らせます。 ――明日へ続く。 　... 続きをみる

K島　ひとり　――　マサモの使者

❤ 天神さんの上にマサモ山があります。 そんなに高い山ではありません。 クヌギやバベの木が茂り、所々にマツの木が生えてる K島どこにでも見られる普通の山です。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『ボケて... 続きをみる

K島　ひとり　――　春が来たよ～

❤❤❤❤ 天神の森にいろんな声が響くひびく。 ピピ、クゥクゥ、フォー、チチッ… グゥグゥゥ　だれや？　まだ寝てるのは (笑い)。 ゴンベエも思いっきり　背伸びする。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブロ... 続きをみる

K島　ひとり　――　春が来たよ～

❤❤❤ まだまだ眠そうな目つき、大あくび。 みんな元気かぁ～。良かった良かったぁ。 まずは身体を動かそうや。今日は特別イイ天気。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesi... 続きをみる

K島　ひとり　――　春が来たよ～

❤❤ み～んな　みんな春の気配に這い出した穴が　あちこちに。 カエル、カメ、ヘビ、デンデンムシ、ザリガニ、マルムシ、毛虫… ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimag... 続きをみる

K島　ひとり　――　春が来たよ～

❤ スミレの花を押しのけるように小さな穴。 シロツメグサに隠された小さな穴。 ――明日へ続く。 ★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ ★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.net/ ★ブログ『のびのび』https... 続きをみる

K島　ひとり　――　春が来たよ～

❤❤❤❤ ほんのり赤いオドリコソウの側の穴。 何の草か？　双葉に囲まれたスキマの小さな穴。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.n... 続きをみる

K島　ひとり　――　春が来たよ～

❤❤❤ の～び　の～び　春、真っ最中の音 K島の空を流れる白い雲の音 ゴンベエは難聴ゆえ　イマイチ音は聞こえないけど… ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagat... 続きをみる

K島　ひとり　――　春が来たよ～

❤❤ 緑が伸びる音が聞こえる… 土が盛り上がる音すら聞こえる… ゴンベエは難聴ゆえ　イマイチ音は聞こえないけど… ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro... 続きをみる

K島　ひとり　――　春が来たよ～

❤ あったか～い雨が降って… さわやか～な浜風が　天神の森をつつんで… ゴンベエは動けないけど… ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『ボケてみる』https://iesimagataro.seesaa.... 続きをみる

K島　ひとり　――　鯛網の季節

❤❤❤❤ ポンポンポン…西の山に陽が沈む頃、やっと仕掛けアミ仕事を済ませた帰りに再び船を寄せて 「遅うなってしもたが…」と、おっ母 (かぁ) が作ってくれたのか　ゴンベエの根元に『ぼた餅』を１つ置いて帰ったのは安全と豊漁の願いが込められている。 天神の裏の海には『赤いペンキ』の塗られたブイが波に揺... 続きをみる

K島　ひとり　――　鯛網の季節

❤❤❤ 「あんま、沖へ出すと石船のスクリューにやられるけん気いつけや。」 「ロープは張り過ぎると切れるし、ゆる過ぎると他のにからんでしまうからな。」 「分かっとるわい。」「もう、何年やっとると思っとるんじゃ」と息子の大声。 その日の海はいつもより静かだが、船上の仕事は足腰に力を入れておかないと海へ... 続きをみる

K島　ひとり　――　鯛網の季節

❤❤ 切り立ったようにK島全体を包む形の潮の流れに餌を求めて、産卵をするためか「鯛」がこの季節によって来る。 「あの『立石』からこっちの『畳岩』までがワシんとこで、あの辺りは砂場じゃけんイカリが係るのはその奥の岩場じゃ。」 「こっちの方はどっこも岩場じゃから大丈夫じゃ。」と海の底を知り尽くしたよう... 続きをみる

K島　ひとり　――　鯛網の季節

❤ そんなつぶやきが聞こえたかどうかはわからないが「ほな、行くぞぉ」と石ころを蹴り出すように船を押し出し飛び乗る息子。 天神の浜を後にして「ヨシ丸」の船名が沖へ出る。 ロープを束ねて追込みの網を点検する息子を見ながら、舵を握るいつもの漁師の生業姿。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガ... 続きをみる

K島　ひとり　――　鯛網の季節

❤❤❤❤ 笹はすでに切り落として、竹だけになっているのをヨシじいが船の上へ引き上げながら曇り空を見上げつつ… 「オダんとこは昨日仕掛けたとか言うとったわ」「波がちょっと荒れてて、重しのイカリが一本切れてもたとか言うとった。毎年やってても、思いも寄らんコトがあるもんじゃ…」「今日は大丈夫じゃろう」と... 続きをみる

K島　ひとり　――　鯛網の季節

❤❤❤ 桜の花が終わる頃になると、天神の竹を切り出して鯛網の準備をするのはヨシじいんとこの春の稼ぎ時である。 働き盛りの息子に段取りは任せて、漁師の面白さと厳しさを教え込む年齢になってきたのを心得ている。 １時間半ほど経ったか、肩にロープを掛けて竹を５～６本切り倒して引きずって浜辺に姿を現した。 ... 続きをみる

K島　ひとり　――　鯛網の季節

❤❤ 黒い長靴と船装束に身を包んだ息子が船から飛び降りて船を固定させる。手には　ナタ。 肩にはロープを掛けて 「俺一人でベッチョナイ (大丈夫) から」「オヤジはちょっと休んどれ」と言い残して竹やぶの中へ入っていく。 「おう頼むわ」と応えて船べりに腰かけ、タバコで一服のヨシじいはシワだらけの顔、年... 続きをみる

K島　ひとり　――　鯛網の季節

❤ Ｋ島はお椀のような形で多少は海が荒れても波は入ってこない。 とはいえ、島の端っこに位置する天神の浜辺は握り拳ほどの石ころが波に押し上げられて…引きずり戻されて…洗われて　洗われて丸くなった石がゴロゴロ～　ガラゴロ～　と　びっしり敷き詰められている。 ヨシじいの漁船のエンジン音が　ポンポンポン…... 続きをみる

K島　ひとり　――　K島の花見

❤❤❤ Ｋ島には【花イカダ】というような洒落た呼び名はありませんが…何代も続くここ天神の宮司さんと、彼から聞いた俺・ゴンベエくらいしか知らないでしょうねぇ。 私の声が読み取れる島の人にだけ教えたいような……秘密にしておきたいような… (笑い)。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガ... 続きをみる

K島　ひとり　―― 　K島の花見

❤❤ そんな雰囲気なので島の人間たちはあまり気にするものはありませんが、奥山の小さな池には水面が見えなくなるほどびっしり花びらが浮かぶ小さな池があり、それはそれは自然の造りだした小さな小さな園の世界が生まれます。 「もし…天国というトコがあるなら…そんな雰囲気だろうな」と、宮司さんのつぶやき。 ―... 続きをみる

K島　ひとり　――　K島の花見

❤ 七輪であぶったスルメの匂いが立ち込めると一升瓶の出番で、差しつ差されつの宴会が始まります。乾杯とやらはありません (笑い)。 コップ酒の中に花びらがヒラリと舞い落ちて「お、桜か」と言いながら、花びらも一気に飲み干すという雰囲気です (笑い)。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシ... 続きをみる

K島　ひとり　――K島の花見

❤❤❤ それでもこの季節になると数人が集まって、それぞれ桜の下に集まってサクラは見上げることなく (笑い) 酒盛りが始まります。 今日は珍しく　１、２、３、４…５人の男たちが集まっていました。 男たちは草の上に酒一升瓶、七輪と炭、スルメ、重箱にはＫ島特有の『かんぴょう・きゅうり・アナゴ』のちょっと... 続きをみる

K島　ひとり　――K島の花見

❤❤ 年代に関係なく、若い衆も年配者も同じ傾向で、 　　桜としてはちょっと寂しいかぎりなのですが… (笑い)。 決まった休みを取らないせいか？　 わざわざ花見という形はとらなくても場所を選ばず、 　　仲間が集まった場所が宴会場になる。風習でしょうか？ ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサ... 続きをみる

K島　ひとり　――K島の花見

❤ ここＫ島はソメイヨシノ桜を計画的に植樹した場所は少なく、山に自然に咲く赤茶っぽい葉と、ちょっと小さな色の薄いピンクの花が同時に開く『山桜』を『桜』とよんでいます。 でも、なぜか　この島の人達は桜の見頃になっても『花見』という習慣はありません。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシ... 続きをみる

K島　ひとり　――ウグイスの島

❤❤❤❤ 「ケキョ」　カンコウドウロのヤブの中で。 「ケキョ」　船着き場の側の山ん中で 「ホーホケキョ」　灯台山のすそ野の中ヤブで 　　　　　　　　　あっ、ちゃんと鳴けたぁ。 K島　別名　ウグイスの島 　　　　　　❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parap... 続きをみる

K島　ひとり　――ウグイスの島

❤❤❤ 「ケキョ」　ヤキバの煙突の奥山で 「ケキョ」　小さいけど水源地ヤブの中で 「ケキョケキョケキョ」　小学校のすぐ裏山で 　　　　　　K島　別名　ウグイスの島 　　　　　　あ、ウグイスの谷渡り。 　　　　　　――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara... 続きをみる

K島　ひとり　――ウグイスの島

❤❤ 「ケキョ」　ドック地区の山の中で 「ケキョ」　チンカンドウ遺跡のまわりで 「ホケキョ」　中の山の川沿いで 　　　　　　K島　別名　ウグイスの島 あ、もうちょっとや　ガンバレ～。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　... 続きをみる

K島　ひとり　――ウグイスの島

❤ 「ケキョ」　ゴンベエの足元の藪の中で 「ケキョ」　天神の裏山で 「ケキョ」　清水の浜沿いの雑木林の中で 　　　　　　K島　別名　ウグイスの島 もうちょっと　もうちょっと。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　... 続きをみる

K島　ひとり　――コケ石

❤❤❤❤ 一生懸命に笑って…やがてしおれ…水溜りに花びらを浮かべます。 それから２日後…今度は桜に負けないような淡い花を花を咲かせます。 さらに笑顔で２日後…白い花を３つ咲かせます。 来年の春になったら、また黄色い小さな花が咲きます。苔に支えられて。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コト... 続きをみる

K島　ひとり　――コケ石

❤❤❤ 太陽どんのポカポカ陽気を受けて、小さな黄色い花が咲きます。 時おり訪れる天神の宮司さんも気づかないほどの小ささです。 その色は一週間ほど咲き誇ります。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『おじい... 続きをみる

K島　ひとり　――コケ石

❤❤ 春先になると周りの草木と同じように緑色がちょっと鮮やかさを増すくらいです。 不思議といっても光ったり、変な形ではなく全体に青っぽい苔が生えてる程度の石です。 新緑に包まれた苔の中から小さな小さな双葉が３本生まれます。 でも、あまり伸びずにすぐ蕾が生まれます。それはそれは小さな小さなツボミです... 続きをみる

K島　ひとり　――コケ石

❤ 天神の奥の、そのまた奥に人知れずに佇む小さな池があります。 池というには小さすぎる『水溜り』のごとしです。 その中ほどに、人間の握りこぶしなら２つ程度の『不思議な』石があります。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　... 続きをみる

K島　ひとり　――メジロと椿

❤ ❤ ❤❤ その姿は 椿のみどりの葉っぱの中に隠れるように 遊ぶまわるように 枝から枝へ軽やかに花の蜜を求めて　舞い踊るに似たり。 イヤなこともあるけど……生きてるって、唄うって楽しいことを探すことなんだよ～ と　ささやいてる。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』http... 続きをみる

K島　ひとり　――メジロと椿

❤ ❤ ❤ ♪ ♪ チチッ、チイッチイ、チュリー ♪ ♪ ♪ ♪ チチッ、チイッチイ、チュリー ♪ ♪　優しく　ささやかな鳴き声が緑の中に染み入る。 薄緑の羽毛と目の周りの白い毛の『メジロ』が　今年もやって来た。 島の人たちは　この鳥を見つけたら幸せが寄って来る　という。 ――明日へ続く。 　　　... 続きをみる

K島　ひとり　――メジロと椿

❤ ❤  椿の苗を担いで…クワを担いで…ロープを担いで…156の石段。島の人たちが育て上げたのだろう。 住民がいたわり合って、励まし合って、助け合って来たように根っこも絡み合っているんだろうなぁ。 大地に根を張って…今年もポツポツ咲き始めた。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』... 続きをみる

K島　ひとり　――メジロと椿

❤ 天神さんへの石段の145段あたりから左右に椿の木が茂る。 登りきって左の本殿まで道案内のごとく立ち並び、うっそうとした木々に覆われているせいか　花が咲きだすのはちょっと遅い。 誰も来ない、だぁれも来ない、ひときわ肌寒いこの季節に…そろそろ咲き始める天神の椿。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブロ... 続きをみる

K島　ひとり　――お礼の挨拶

❤❤❤❤ 続いてパラパラパラ。あきらかにマサモンの頭を狙って落ちてくる。 「イタタ　ななんだ？」　 コツン！　「あ、また、風もないのに？」 「ハハハハハ。気の弱いリスどんのお礼の合図なんじゃろぉ」★ (11話参照)。 「リスがどうした？　何のコトじゃ？」　 「ハハハハハ」ゴンベエは笑っていました。... 続きをみる

K島　ひとり　――お礼の挨拶

❤❤❤ 「しばらく行ってなんだ山の様子を見に行ったんじゃが、去年の台風で崩れてた崖を降りてきたらここに出てなぁ」 「無茶すんなや。腰を痛めるぞぉ」と心配顔のゴンベエに「イヤイヤ、お前んとこへ出る近道が出来たでなぁ」と笑顔。 そこへマサモンの頭を狙っていくつかのドングリがパラパラ。 ――明日へ続く。... 続きをみる

K島　ひとり　――お礼の挨拶

❤❤ 太陽と適度な雨のもたらす優しさが、梢や草をはやし立て山の色を塗り替えている。 そんな中を久しぶりに会話ができる人間の『マサモン』が姿を見せてくれた。それもゴンベエの裏山から、笹の葉を掻き分け掻き分けて… 「おぉ、ゴンベエのとこへ出たかぁ」と見上げる顔は元気そうな90歳近くのK島独特のシワ顔。... 続きをみる

K島　ひとり　――お礼の挨拶

❤ ここＫ島にも春の息吹が感じられる頃になりました。 この物語は、今から振り返ること70年ほども前が舞台ゆえ、今でいう『花粉症』という名もなく、『黄砂』『PМ2.5』という呼び名もない綺麗な空気に包まれていました。 イヤ、すでにその気配はあったのかも知れないが、ひとまとめにして『春霞』と言われてい... 続きをみる

K島　ひとり　――叫び

❤❤❤❤ ――みんなスマンすまん。冬眠の邪魔するつもりはないんじゃが、ロシアがウクライナに侵略したと聞いたので…ついつい、叫んでしまったんじゃぁ。 ――ロシア・ウクライナ？　何それ？ ――みんな知らないよなぁ。実は「かくかくしかじかという訳なんじゃ」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　... 続きをみる

K島　ひとり　――叫び

❤❤❤ 『※凸ロシ√※凸凹□Ψω⇒〇ウク×▽４☆彡』 ――うるさ～い。やかましい～。 『※凸ロシ√※凸凹□Ψω⇒〇ウク×▽４☆彡』 ――やかましいなぁ～。寝てられないヨ～ ――ええっ？　リスどんもそう聞こえるのぉ？ ――もうちょっと寝てたいのにぃ…う～。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コト... 続きをみる

K島　ひとり　――叫び

❤❤ ――何を言ってるのぉ？　ゴンベエさん ――え？　メダカどんも、オレの言葉は判ってたんじゃないの？ ――風の音にしか聞こえないよ！ 　　それも、風邪気味の機嫌の悪い声！ ――そうそう、大雨の土砂降りの音！　とヘビどんが重ねるように叫ぶ。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』h... 続きをみる

K島　ひとり　――叫び

❤ 『※凸ロシ√※凸凹□Ψω⇒〇ウク×▽４☆彡』 『※凸ロシ√※凸凹□Ψω⇒〇ウク×▽４☆彡』 ――うるさ～い！！　ゴンベエ～！！ ――おお、冬眠から目覚めたかヘビどんか。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して②

❤❤❤❤  ♪  ふる ふく どんどん ふくどんどん ♪ ♪  フキフキドンドン　フキドンドン ♪　 　 あ、替え歌になってしもうとる (笑い)。 ホラ。あっちにも　こっちにも　フキノトウ・フキドンのお出ましじゃぁぁ。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://pa... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して②

❤❤❤ 春先の天気は気まぐれで、雨が降ったり風が吹いたり曇ったり、はたまた雨が降ったり…で『ふる ふく どんどん』だったと思うんじゃがのぅ。自信をもって後世には伝えられないが、150歳余の脳みそはこんなもんじゃ (笑い)。 そんな雨のたんびに、土は軟らかくなって　春が来る。 池の側の【フキドン】も... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して②

❤❤ 断片的に覚えてる。 ♪ ◎凸△※□ てんびんぼ肩に やんべの中 ふる ふく どんどん ふくどんどん ♪ うろ覚えで歌のあちこちが『◎凸△※□』のいい加減な唄である (笑い)。 辛い野良仕事での掛け声だったような気もするが？？？ くりかえしの『ふる ふく どんどん ふくどんどん』だけはリズムも... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して②

❤ ♪　ふる ふく どんどん　ふる どんどん　♪ 春の気配が近づく頃になるとゴンベエは思い出す唄がある。 誰から聞いたのか？　どうしても思い出せないのだが… ♪　天神・清水・奥の池 ◎凸△※□ オトゥにカァカン ◎凸△※□ ひしゃく手につき ふる ふく どん　♪ ――明日へ続く。 　　　　　★ブロ... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して

❤❤❤❤ そこへ一陣の風が吹き込む。 北風どんのイタズラか？　北風どんのお情けか？ 「あっ、今ちょっと見えたのは　フキドン」か？　 ゴンベエ　微笑む　３月の始まり～。 ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブ... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して

❤❤❤ 北の淵に目をやるも…期待に背を向けた茶色く灰色が広がるだけの風景。 「やっぱり　まだ」 恨めしそうな眼をして (？) 曇り空を見上げるゴンベエ。 申し訳なさそうな表情 (？) の太陽どんは片隅に小さくなってる。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ』https://para... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して

❤❤ 年齢のせいか聞こえはイマイチながら、目は良い…と思い続けてここ数年ほど。 「いつもなら南の淵の端っこに…」「今年はちょっと寒かったからなぁ…」とつぶやくも… 『いつもの場所』には今朝の冷たい雨のしずくが葉っぱの上でコロコロ。 だ～れも足を入れないここは数10年も積み重なって、どこに土があるの... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して

❤ 北風どんと太陽どんが　にらめっこ　しながら決着点を探っている中…むき出しの木肌のゴンベエがつぶやく。 「もう、そろそろなんじゃがなぁ～」 根元の側の小さな池を見下ろしながら目を凝らしている。 枯草と落ち葉に包まれた池の淵は、まだ動きが無い。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『コトバサガシテ... 続きをみる

K島　ひとり　――時空ガラス再び

❤❤❤❤ 「また知らせに来るガァ～」と叫んで時空間とやらに溶け込むように消えていくのを見送りながら「ごくろうさま。ありがとう」「人間っていうのは愚かな生きモノなのかなぁ」「敵か味方か得か損かばっかりで、いつまでたっても進歩しないのかなぁ。」 「でも、いつか…」とつぶやきながら曇り空を見上げるゴンベ... 続きをみる

K島　ひとり　――時空ガラス再び

❤❤❤ 「さすが過去と未来を行き来してるだけあって、よく知ってるねぇ」 「まぁねぇ、カラスの姿はしてるケドその実体は…あっ、これは秘密ヒミツ。笑い」 「ところで、その時代でもウソやゴマカシはあるのか？」のゴンベエの問いかけに… 時空ガラスは顔を曇らせて、うなだれるように「残念だけど…増え続けてるよ... 続きをみる

K島　ひとり　――時空ガラス再び

❤❤ 「この時代から75年も先のコトなんだけど、ロシアという大きな国の軍隊が隣国のウクライナという小さな国に軍隊を侵攻させたんだ。 そのウクライナの東の端に東部のドネツク、ルガンスクという親ロシア派の国を作らせて『その地域の住民を守るため』とかなんとか口実をつけてるらしいヨ。 でも、国連の憲章では... 続きをみる

K島　ひとり　――時空ガラス再び

❤ ★★昨日付の「K島ひとり」は、ちょっと凍結します。 久しぶりに『時空ガラス』が帰って来たものの、天神の森上空でガアガアとなくばかりでゴンベエの元には降りてきません。 「どうしたんや？　こっちだよ～」とつぶやくゴンベエの肩に止まったのは30分も過ぎてからでした。 「イヤァ～久しぶりにきたら森の雰... 続きをみる

K島　ひとり　――春を探して

❤ 北風どんと太陽どんが　にらめっこ　しながら決着点を探っている中…むき出しの木肌のゴンベエがつぶやく。 「もう、そろそろなんじゃがなぁ～」 根元の側の小さな池を見下ろしながら目を凝らしている。 枯草と落ち葉に包まれた池の淵は、まだ動きが無い。 ――明日へ続く。 　　　　　★ブログ『パラパラ』ht... 続きをみる

K島　ひとり　――北風と太陽にらめっこ

❤❤❤❤ 「み～んなみんな　もうちょっと…もうちょっと…もうちょっとで暖かくなるよぉ」 空の上では、北風どんと太陽どんが　にらめっこ　ならぬ…相談中？ ❤――月曜日へ続く。 　　　　　★ブログ『パラパラ』https://parapara.seesaa.net/ 　　　　　★ブログ『おじいさんと』h... 続きをみる